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テック産業アナリスト-のと裕行のライフイノベーションコラム-53

#53 産業(Industry)×テクノロジー(Technology)×Outlook=テック産業の見通し①1周年記念スペシャル・「テック産業アナリスト」について語るpart1

●今週の気になる【テック産業ニュース】:「B2Cのソニー」

 

時事通信社が運営するニュースサイト『時事ドットコム(JIJI.COM)』の2021年2月3日の記事に「ソニーは3日、今年3月期の連結純利益が前期比86.4%増加し、過去最高の1兆850億円に達する見通しと発表。純利益が1兆円を超えるのは初めて。新型コロナウイルス流行に伴う巣ごもり需要を捉え、家庭用ゲーム機『プレイステーション(PS)』などゲーム事業やテレビ販売が好調に推移する。人気アニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の大ヒットで、アニメ事業の売り上げが増加することも貢献する」と書かれていました。

 

ゲーム、音楽、映画、半導体、家電、金融と各部門が満遍なく、営業利益がプラスになっています。凄い!!

こうしてソニーを鳥瞰してみると、多くの事業はB2C。つまりソニーのお客様は法人ではなく個人が中心ということがわかります。

 

そして、新しい挑戦。

2017年にヤマハの電動ゴルフカートをベースにした「SC-1」というスマホと融合したコンセプトカーを製作。2020年には米国のエレクトロニクス見本市で「Vision-s」というコンセプトカーを発表しています。アップルも自動車を発表しました。ソニーも進出するのでしょうか? 斬新なデザインを売りにしてきたアップルとソニー。もしも両社の自動車が実現したら、そのデザインはこれまでの自動車のカタチを変えるかもしれません。

このあとも、いろんな夢のカタチを創る【テック産業】について語りたいと思います。

 

●コラムを始めて1年になりました

 

2020年1月24日から開設しましたこのコラムコーナー『ライフイノベーションコラム【ノットイナフを見つけた⁈】』ですが、おかげさまで1周年を迎えることができました。

そして同時に展開するYouTubeの『のとチャンネル』も含めて、私にとっては、未知な世界であり手探りの状態でしたが、自分なりになんとか進むことが出来たのは、ひとえに応援して頂いた皆様のおかげです。

『ありがとうございます』心から感謝申し上げます。

 

とはいえ、まだまだYouTubeの登録者や再生回数も少ないですし、コラムももっと多くの皆さまに見て頂けるように、「継続は力なり!」

頑張りますので、引き続きよろしくお願いします。

 

そして今回は、1周年記念ということもあり、私がこういう活動をするにあたり、何が皆さんのお役に立てるのか、悩み考えた結果、思いとこだわりを持って、自身の肩書にした

【テック産業】について、お話したいと思います。

 

●改めて【テック産業】とは?

 

実はよく質問もされるのですが、皆さん改めて【テック産業】ってどんな業界だと思いますか?

 

私が富士通に勤務してることもあり、よく就活をする学生の方に間違われるのは

【SIer(エスアイアー)業界】です。

 

【SIer】は、システムインテグレーター、コンピューターシステムを構築する人に

「~er」○○する人を付けた造語ですが、簡単に言えば、コンピューター・サービスの

ゼネコンとでもいいますか、プロジェクトの企画立案から設計開発、運用、保守、管理というトータルでコンピューターを扱う業界を言います。

代表する企業は、もちろん「富士通」、そして「NEC」「IBM」「NTTデータ」です。

 

あと、区別がよく分からなくて、ごっちゃになるのが【IT業界】です。

実際に、一部重なってもいるのですが、総務省や経済産業省の区分では、「受託ソフトウェア開発」「ゲームソフトウェア開発」「情報処理サービス」「情報提供サービス」「インターネットサービス」などを【IT業界】と呼びます。

 

しかし、「受託ソフトウェア開発」と「情報処理サービス」の2つを合わせて【SIer業界】とも言われ、確かに勘違いしやすいです。

代表する企業は、「インターネットサービス」がメインとなる「Yahoo!」「サイバーエージェント」「楽天」「GMO」などです。

 

●今後ともよろしくお願い致します

 

そして私が、物事や事象に関する分析する人のことを指す「アナリスト」として表現する

【テック産業】は、

元々は海外で、「GAFA(Google・Apple・Facebook・Amazon)」や「Microsoft」のことを

【テック企業】と当時、呼んでいたことが一番の理由です。

また、日本では昨年【デジタル庁】の創設が決まりましたが、世界では「AI」「IoT」「ビックデータ」など最新のテクノロジーを活用した【デジタル化政策】が一般の生活の中に浸透し始めていた時期だということもあり、企業だけでなく一般の生活の中に、デジタルトランスフォーメーション(DX)する時代の流れを含めて【テック産業業界】と位置付けました。

 

そして皆さんが、デジタルテクノロジーという目まぐるしい変化に、戸惑わず豊かな暮らしが出来るようアドバイスしたいと、思って始めたのが【テック産業アナリスト】です。

この1年で、どれだけ【テック産業アナリスト】として、お役に立てたのかは分かりませんが、今後も私にしか出来ない皆さんの「道標(マイルストーン)」となれるよう、初心を忘れず新たな1年を積み上げていきますので、引き続きよろしくお願い致します。